京都織物卸商業組合

ポール・スミス展 HELLO

ロンドンのデザインミュージアムで開幕し、大好評を得た展覧会がヨーロッパ各地を巡回し、いよいよ日本にやってきます。
わずか３メートル四方だった一号店からスタートし、今では約７０カ国に展開する世界的なファッションブランドへと成長したポール・スミスの軌跡が、映像インスタレーションや再現展示などを通じて紹介されます。ファッションの枠を超えた創造性とそのユニークな世界観に迫る展覧会。

と　き：６月４日（土）～７月１８日（月・祝）
ところ：京都国立近代美術館

ボストン美術館所蔵　俺たちの国芳 わたしの国貞

古今東西の優れた美術品を網羅する約40万点のコレクションで知られるボストン美術館より、江戸後期の人気絵師、歌川国芳（1797～1861）と、歌川国貞（1786～1864）の作品170件（約350枚）が展示されます。当時最大の娯楽・歌舞伎の演目になぞらえた二幕13章で構成。文化・文政期から激動の幕末期まで、競いあうように描き続けた二人の巨匠の錦絵から、江戸の「俺たち」「わたし」が夢見た世界や、胸躍らせた娯楽や体験を実感してください。

と　き：６月１８日（土）～８月２８日（日）
ところ：神戸市立博物館

ダリ展

1929年に彗星のようにパリの美術界に登場し、シュルレアリスムを代表する画家として活躍したサルバドール・ダリの、日本では約10年ぶりとなる本格的な回顧展。ガラ＝サルバドール・ダリ財団（スペイン）、サルバドール・ダリ美術館（アメリカ）、国立ソフィア王妃芸術センター（スペイン）という世界の３つの主要なダリ・コレクションから招来される作品を中心に、国内所蔵の重要作品を加えて、約200点によって多面的なダリの世界が紹介されます。

と　き：７月１日（金）～９月４日（日）
ところ：京都市美術館

特別展「始皇帝と大兵馬俑」

中国大陸を始めて統一した秦国の王・嬴政は最初の皇帝「始皇帝」を名乗り、みずからの巨大な陵墓を造らせ、そのほど近くに約８千体もの陶製の軍団「兵馬俑」を埋めさせました。1974年の発見からつづく兵馬俑の発掘は、始皇帝の知られざる歴史を次々と明らかにし、新しい驚きをもたらしています。選りすぐりのものを揃え、絶対権力者にふさわしい圧巻の造形美を示すとともに、始皇帝が地下を含む陵墓一帯に空前の規模で築き上げた「永遠なる世界」の実像に迫る展覧会です。

と　き：７月５日（火）～１０月２日（日）
ところ：国立国際美術館 〔大阪・中之島〕