組合について

挨拶

 

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  昨年の世界経済は、国や地域によるばらつきがあるものの総じて

 コロナ危機による落ち込みから回復の動きがみられました。

 先進国では、ワクチン普及による重症化率の抑制などから緩和が進み

 ましたが、変異株の拡大により世界経済の回復ペースを鈍らせる要素

 となりました。国内では、春先に第4波、夏に第5波と変異ウイルスの

 猛威により緊急事態宣言が断続的に発令されたことで1年の大半が宣言

 下にあり、行動が制限されました。年初めにわずか数%だったワクチ

 ン接種率も21年後半には7割を超え、それとともに感染者も大幅に減少

 したことは明るい兆しだと思います。

 

 

 経済が大打撃を受ける一方で、リモート化やデジタル化は一層加速し、社会が求める製品やサービスのニーズが変化することで新たなビジネス機会が生まれるなど、イノベーションの重要性がより高まったと言えます。

 

 コロナ禍で従来の販売方法や体制に変化が生じ、OMO(オンラインとオフラインの融合)やDX(デジタルトランスフォーメーション)が急進し、タッチレス(非接触)やキャッシュレス(現金に触れない)、ペーパーレス(チラシ販売からアプリへ)等に加え、ボーダーレス(業種や業態を超えた競争と融合)やオフィスレス(リモートワーク)等のレスに対する広がりは今後ますます拡大していくとみられます。

 

 一方、我々業界を取り巻く環境は長引くコロナ禍で疲弊感は強まり、特に緊急事態宣言下における外出自粛、百貨店、小売店の休業や時短営業、来店客の減少が売り上げ減少に拍車をかける結果となりました。和装業界は訪日外国人を中心としたレンタル着物が激減、卒業式や入学式などのイベント中止による購買機会も消滅する結果となりました。洋装業界ではコロナ禍で外出が減り、ファッションを楽しむマインド低下によるアパレルのニーズが急落し、それ以前より生じていた低価格化・カジュアル化の流れが加速し大きな打撃を受けました。寝装業界も百貨店や小売店の時短営業等により苦戦したものの、快適なお家時間を過ごしたいというニーズの高まりから高機能寝具の売れ行きは比較的堅調なものとなりました。

 

 “明けない夜はない”ものごとは必ず良い方向へ変わる、今年こそそんな1年に出来るよう、皆様方には今まで以上のご協力を賜り、将来に向け、業界全体をより強固に結び付けるよう、英知を結集してこの難局を乗り越えるべく考えておりますので、本年もご支援、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

 結びにあたり、本年が皆様にとって良い年でありますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます


令和 4 年 1 月 1 日 

  

京 都 織 物 卸 商 業 組 合

理事長  野瀬 兼治郎

 

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